CHAPTER 03

ウイスキーの飲み方

同じウイスキーでも飲み方で表情が変わる。温度・加水・炭酸の有無で引き出される香りと味わいの違いを知れば、楽しみ方は無限に広がります。

ストレート(ニート)

ウイスキーのみ / 常温

グラスに注いでそのまま飲む。ウイスキー本来の香りと味わいを最もダイレクトに感じられます。チェイサー(水)を用意して交互に飲むのが基本。少量ずつ口に含み、舌の上で転がすように味わいましょう。

おすすめ: シングルモルト、シングルカスク、長期熟成品

トワイスアップ

ウイスキー1 : 水1 / 常温

同量の常温の水を加える。プロのブレンダーがテイスティングに使う方法です。加水により隠れていた香りが開き、アルコールの刺激が和らぎます。テイスティンググラス(チューリップ型)で楽しむのが王道。

おすすめ: シングルモルト全般、カスクストレングス

オンザロック

ウイスキー + 大きめの氷

ロックグラスに大きな氷を入れ、ウイスキーを注ぐ。氷が溶けるにつれて変化する味わいを楽しめます。丸氷やクリアアイスを使えば溶けにくく、ゆっくりと変化を追えます。

おすすめ: ブレンデッド、グレーン、フルーティーなモルト

水割り

ウイスキー1 : 水2〜3

日本独自の飲み方文化。食事と合わせやすく、日本のバーや料亭で長く親しまれてきました。先に氷とウイスキーを入れてよく混ぜてから水を加えるのがポイント。

おすすめ: ブレンデッド、和食との食中酒

ハイボール

ウイスキー1 : ソーダ3〜4

日本のウイスキー消費を牽引する飲み方。炭酸の爽快感でウイスキーの香りが引き立ち、食事との相性も抜群です。レモンピールを添えると爽やかさが増します。グラスとソーダをよく冷やし、かき混ぜは1回だけが鉄則。

おすすめ: ブレンデッド、グレーン、揚げ物・焼き鳥と
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